【第3回YouTube公開!】桐村里紗先⽣×吉村裕基さんスペシャル対談!!「腸内環境が変わればパフォーマンスが変わる!?-筋腸相関について-」


※動画では音が流れます。音量にご注意ください。(8分49秒の動画です)

皆さんこんにちは。
ソイルキュアオンラインショップ店主の二階堂です。
さて、早速ですが、桐村里紗先⽣と吉村裕基さんをお招きして、筋腸相関に関連する話題で対談していただいた動画の最終章、第3部を公開いたしましたので、ご案内させていただきます!!

【対談ゲスト紹介】


桐村理紗先生
東京⼤学⼤学院⼯学系研究科バイオエンジニアリング専攻道徳感情数理⼯学講座共同研究員、⽇本の医師(内科医、認定産業医)であり、地域創成医、⽂筆家、天籟株式会社代表取締役。腸活評論家。

吉村裕基さん
福岡県糟屋郡古賀町(現︓古賀市)出⾝の元プロ野球選⼿(外野⼿、内野⼿)。右投右打。横浜DeNAベイスターズなどで打者として活躍し、全球団からホームランを打った記録などを持つ。

第3部のセクション

第三部は2つのセクションに分けてお送りいたします。
①地域や人種によって腸内細菌の違いがある?
②運動習慣の継続と腸内環境って関係がある?

①地域や人種によって腸内細菌の違いがある?


今、世界に目を向けるとヴィーガンの選手だったりグルテンフリーというかいろんなものを学んで自分に取り入れようとする選手が増えてきているのだそう。その中で、人種や地域によってその食の選択方法が合う合わないはあるのか?また、日本人には合うものなのか?ということを、吉村さんは疑問に感じていたそうです。

その疑問について、桐村先生の見解をうかがいました。
元々日本人の食傾向としては菜食の傾向があるのでヴィーガンも合ってはいるけれど、うまくいくかは腸内細菌の状態によるとのこと。例えば、ヴィーガン食はミトコンドリアでエネルギーを作るときにビタミンB群が摂りずらくなるそうですが、腸内でビフィズス菌がしっかり活動していたらビフィズス菌がビタミンB群を作り出してくれるので、そのような環境が保たれていればパフォーマンスは落ちないということです。
しかし、日本人の5%くらいビフィズス菌を持たないという人もいるのだそう。
つまり、同じ食事パターンでもコンディションが良くなるのか、栄養が足りなくなるのかというのは各々の腸内細菌のバランス次第になるそうです。
巷には健康に良いとされる食事法についての情報が色々ありますが、実際にやってみてげっそりしてしまったり老け込んでしまったりする場合には、その方法は自分(の腸内細菌)に合っていないと考え、自分が美しく若々しく元気になるような食事に切り替えていくのが良いということです。

このセクションでは、桐村先生が日本人固有の腸内細菌の特徴についてもお話ししてくださっています。
地域の伝統的な食習慣の違いによって腸内細菌が培ってきた能力にも違いがあるとのことで、伝統的に食べられてきたようなものをしっかり食べておく方が、パフォーマンスアップに繋がる傾向があるのだそうです。

②運動習慣の継続と腸内環境って関係がある?


これまでのお話で、運動をすることは腸内環境にもよりよい影響を与え、健康や美容にとても効果的であるということはわかりました。

だが、しかし。
良いとわかっていてもなかなか運動を習慣化できないという人もいるのではないでしょうか?
キツくて辛いイメージもあるし、天気や場所によってできたりできなかったりするし、めんどい&しんどい、、😞
そこでお二人に運動継続のモチベーションアップへ繋がる考え方などについてお話しいただきました。

吉村さんは、運動を継続する上で、現役時代のように頑張った分が見えやすい結果で返ってくることはなくなったものの、ちょっとした目標を持ったり、時には自分へのご褒美をモチベーションにしているとのことです。
具体的には、現在、監督として子供達に野球を教えていますが、子供達の憧れとなるような体型をキープしたいという目標と、サウナ後のご褒美ビールを運動を継続するモチベーションとされているそうですよ。


また、桐村先生は運動の一番の効果として、継続していくうちに、脳内の神経伝達物質の中でも気持ちがハッピーになるセロトニンやエンドルフィンといったホルモンが出やすくなることを挙げていました。
加えて、腸活も心がけることで酪酸菌のような有用な腸内細菌のバランスがしっかり保たれていると、記憶力や集中力やメンタルをよりよく保つBDNF(脳由来神経栄養因子)という物質の分泌が、腸からもサポートされるのだそうです。

これを聞いて、そういえば、、と私が思い出したのが、いつもハイテンションで病まない雰囲気を持つ某モデル兼タレントさんが、ジムに行くことを心の健康法の一つとして紹介していたTikTokがあったなと。
心が病んでる時にジムに行くと悩みがどうでも良くなるというお話(科学的根拠についても少し触れていました)に、「いいね!」を強めにポチりましたが、まさに前述のような効果を享受されていたということですね!

健康に良いとわかっていても「キツそう」「めんどくさい」のイメージが先行し、重い腰があがらないでいる方も、まずエイヤー!で始めてみて「やってみたらスッキリして気持ちが良かった」、「運動を習慣にしている時の方が勉強や仕事のパフォーマンスが高まった」と実感できればそれが一番の習慣化へのモチベーションになるのではないかと思います。

筋腸相関についてのまとめ

卵が先か鶏が先かにはなりますが、運動することによって腸も良くなり、また腸内環境が整うと脳(心)も健康になり筋肉にも良い影響があるということで、運動と腸活の両方を同時進行で習慣化するのがベストだということです。腸は全身の「土」にあたるものなので、筋腸相関で「土(腸)」の状態がよりよく保たれれば全身の細胞が美しくなるのでお肌もピカピカになるし内臓もキレイになるとのこと。
腸活をしながら運動してしっかり寝て日々笑うという日常を過ごせることが長期的な心身の健康と美容にとって良いことだと、桐村先生がおっしゃっておりました。

ここまで全て動画をご視聴くださった皆さんには、膝の輝きもひとつ体内環境の指標としていただき、膝を光らせることを運動へのモチベーションアップへのちょっとした目標にしてみることもおすすめしたいと思います。👮‍♀️🦵

今回、一昨年からジム通いを始めた私自身が、腸活を心がけながら運動を習慣化してみて、心身ともにとても良いコンディションを保てていると感じたことから、腸内細菌(環境)と運動習慣の相乗効果について知識を深め、スポーツのパフォーマンスアップやライフスタイルをより健康的にアップデートする際の参考になればと考え、今回の対談を企画させていただきました。
(私が「腸活と運動をセットで習慣化して良かった!」という実感を元に書いたブログもありますので、もしよろしければそちらもご覧ください。)

腸内環境とスポーツパフォーマンスの分野において高い専門性をお持ちであるお二方に、大変有意義なお話を聞かせていただけたと思います。
今後も皆様の健康の土台となるような情報発信にも努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。


【第1回】のお話はこちらから↓↓↓ 


※動画では音が流れます。音量にご注意ください。(19分11秒の動画です)

【第2回】のお話はこちらから↓↓↓


※動画では音が流れます。音量にご注意ください。(13分42秒の動画です) 

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