飽食と言われる現代の日本、食べる量は増えているのに〇〇の量は減っている!?
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食べ物があふれ、好きなものを自由に選んで食べられる環境である現代の日本は、一般的に「飽食」であると言えるかと思います。
しかしながら、食べる量の増加に反比例して便の量が減っていることをご存知でしょうか?
現代の日本人が1日に出す平均的な便量は150~200グラムと言われています。
が!!実際にはもっと少なくて、一日80〜100gではないかという説もあります。
第2次世界大戦直後の便量は現代人の◯倍以上多かった!?現代の日本人の便量が減っている理由とは、、!?

第2次世界大戦直後の調査によれば、日本人の一日の便量は約300gだったとされており、食べる総量が増えている現代人より3倍以上も多かったとのこと。
現代の日本人の便量が減っている理由の一つに、食物繊維の摂取量が激減していることが挙げられています。戦前では1日平均30gの食物繊維を摂取していたと言われていますが、現代では1日の推奨摂取量約20gに対して、平均的な食物繊維摂取量は1日14gほどだということです。
腸内細菌が食物繊維から作り出す、健康維持に重要な発酵代謝物とは!?
食物繊維は人間の消化酵素では分解することができない成分であることから、少し前までは食べ物のカスと考えられており、あまり重要視されていませんでした。
しかし近年、さまざまな研究により腸内細菌叢が食物繊維を代謝して産生する代謝物質が人体にさまざまな健康効果をもたらすことが明らかとなり、第6の栄養素とも呼ばれ注目されています。
腸内細菌が食物繊維から産生する主な代謝物質に、短鎖脂肪酸があります。腸内細菌叢由来の短鎖脂肪酸は、肥満抑制、耐糖能改善、免疫機能増強、アレルギー予防、便通改善、腸管バリア機能向上、持久力向上、炎症抑制など、さまざまな働きがあることがこれまでに報告されています。
弊社の最新の研究から、SOILcureも食物繊維の存在下で短鎖脂肪酸を作る細菌が優位に増殖することが明らかとなっておりますので、ぜひ食物繊維を意識したバランスの良い食事を心がけていただきつつ、SOILcureをご愛用いただければと思います。